2007年11月08日(木) ワイン街道を往く
今日は、アルザスのワイン街道(route des vins d'Alsace)沿いにある、小さな村々を訪ねます。
ただし、ワイン街道と名付けられた国道や県道だけを走るのではなく、あえて道を外れ、広いぶどう畑の中に伸びる、細い農道を進みます。
そのため、途中で迷子になったり、行き止まりになったりと、ちょっとした冒険気分。
そして、最初に訪れたのは、カイゼルスベルグ(Kaysersberg)の村。
パン屋さんで小さなクグロフ(kouglof:アルザス地方の伝統的なお菓子)を1つ買い、2人で分けて朝ご飯に食べました。
なお、村の中をお散歩していたら、何と、本物のこうのとりを発見!
もう、嬉しくて、嬉しくて!
今回の旅の中で、1番感動したことかも…。
続いては、ニーデルモルシュヴィール(Niedermorschwihr)の村へ。
村でただ1軒の食料品店、メゾン フェルベール(Maison Ferber)にお邪魔しました。
世界一美味しいと賞されるコンフィチュール(confiture:ジャム)のお店です。
コンフィチュールの他にも、パンやお菓子、雑貨などを買い、お店の裏にある教会の脇で、本日2度めの朝ご飯。
その後は、再び進路を北に取り、ヴォージュ山脈(massif des Vosges)の山裾に広がる美しいぶどう畑の中を走りながら、約20もの村々を巡りました。
そして、夕方、無事にストラスブールの町に到着。
TGV(フランスの新幹線)に乗り、パリの街へと戻りました。
なお、今回の旅の様子は、「フランスふれあい街歩き」のコーナーにも掲載しています。
どうぞ、合わせてご覧ください。
- フランスふれあい街歩き - 027 アルザスへの旅1/5
- フランスふれあい街歩き - 028 アルザスへの旅2/5
- フランスふれあい街歩き - 029 アルザスへの旅3/5
- フランスふれあい街歩き - 030 アルザスへの旅4/5
- フランスふれあい街歩き - 031 アルザスへの旅5/5
- Route des vins d'Alsace
- ケゼルスベール
- クグロフ
- Niedermorschwihr
- Maison Ferber
18 rue des Trois Epis 68230 Niedermorschwihr - ヴォージュ山脈
ヴォージュ山脈の山裾に広がる、ぶどう畑の中を往く。
行き交う車もなく、とても静か…。
アルザス地方、カイゼルスベルグの村。
とても可愛らしい家並みが続く。
ついに発見! こうのとり。
想像していたよりもずっとずっと大きな鳥だった。
また、優雅に羽ばたくその姿に2度ビックリ!
ぶどう畑に囲まれた、ニーデルモルシュヴィールの村。
世界一美味しいと言われるコンフィチュールを求めて…。
フランスの最も美しい村に認定されているユナヴィル(Hunawihr)。
ぶどう畑の中の家々といい、丘の上の小さな教会といい、まさに絵に描いたような風景。
アルザス ワイン街道沿いの小さな村。
ぶどうの収穫も終えて農作業もひと段落したのか、とても静か。
暖炉で燃やす薪の煙が家々の煙突から立ちのぼり、村を包む…。
アルザス ワイン街道沿いの小さな村巡り。
村の広場に車を停めては、お散歩を繰り返す。
しかし、どこも小さな村ばかりなので、すぐに村外れに出てしまう。
あとはただ、なだらかな丘の連なりとぶどう畑が広がるのみ…。<
広いぶどう畑の中の、細い農道を往く。
途中、迷子になったり、行き止まりになったり…。
夕方の電車に乗り遅れたら、もう1晩、どこかに泊まろうか…?