2007年04月08日（日） そりゃいいや！
旅の最終日…。
宿のご夫妻にお礼を言って出発。
「今日はどうするんだい？」
…と聞くご主人に…
「特に決めてません。夜7時のTGVに乗るほかは」
…と答える私達。
「あははっ！ そりゃいいや、ゆっくりといい旅をね！」
ヴェゾン ラ ロメーヌの町で開かれている蚤の市を覘いた後は、見渡す限りのぶどう畑の中を、ただひたすら走ります。
そして、小さな村をいくつか廻りながら、お昼過ぎにヴァッケラス（Vacqueyras）の村へ。
この村も、ローヌ地方では有名なワインの産地。
お昼ご飯を食べようとレストランに入ったら、出てきたお料理の美味しいこと！
正直、田舎の小さなお店だったのであまり期待していなかったのですが、いやいや、これが、これが。
「美味しいワインの産地は、食べ物も美味しい」と言うそうですが、「まさにその通り！」と納得してしまいました。
食事の後はぶらぶらと村の中をお散歩し、そして夕方、アヴィニヨンに到着。
夜7時のTGVに乗って、パリへと帰ります。
あぁっ、本当にのんびりとした、幸せな4日間だった…。
そしてまた、フランスは美しい国であり、美味しい国でもあると再認識した旅なのでした。
なお、今回の旅の様子は、「フランスふれあい街歩き」のコーナーにも掲載しています。
どうぞ、合わせてご覧ください。
風まかせの私達の旅。
予定を立てず、気の向くままに、あっちへ、こっちへ…。
今日もいい天気、それが1番！
南フランスの、小さくて、静かな村。
この村には、ただの1軒もお店がなかった…。
コート デュ ローヌ、ヴァッケラス村のレストランで。
ワインリストをお願いしたら、手書きのお品書きが出てきた。
この村で作られた、美味しそうな地酒がズラ～リ！
ここでは、格好いいワインリストなんていらないんですね。
ヴェゾン ラ ロメーヌの旧市街。
この町に来るのは2度めだけれど、とても気持ちが落ち着くところ。
朝や晩にお散歩していると、すれ違う人が皆、挨拶をしてくれる。
そして、私達も。