2006年10月02日(月) ミュリエーズご夫妻

南フランスにある小さな村、ランス レスタン(Lens Lestang)にお住まいのロールさんとシルヴァンさんご夫妻が、お仕事でパリにいらっしゃいました。
今宵は、お2人を私達のアパートにお招きしての夕ご飯。

私達が初めてお2人にお会いしたのは約2年半前、パリで開かれたファッション関連の見本市でのこと。
柔らかく、しっくりと手に馴染む上質の革を使い、丁寧に縫製された美しい仕上がりのバッグに魅せられて、それ以来のお付き合いです。

ロールさんとシルヴァンさんは、ご自身達のオリジナル ブランドであるロール エ シルバン ミュリエーズ(Laure et Sylvain Mulliez)を手がける一方で、世界的にも有名なブランド エルメス(HERMES)の革製品の製作も請け負っていらっしゃいます。
今回は、エルメスとの打ち合わせのために、パリまで出かけていらっしゃったとのこと。

なお、私達はいままでに2回、南フランスにある彼らのお家にお邪魔して、フランスの家庭料理をご馳走になったので、今日は私が日本風の家庭料理を披露(というと大袈裟だけど…)することに。

献立は、冷奴、なすときゅうりの塩もみ、肉じゃが、なすの肉味噌炒め、鮭と卵と野菜の混ぜご飯、そして杏仁豆腐(これは中華だけど、私の大好物なので…)。
お2人には食べ慣れない味ばかりだったようですが、すべてきれいに食べてくださいました。

フランス パリ バッグ
いつも陽気な、ロールさん(右)とシルバンさん(左)。
今宵はゆっくりとお話することができて、とても嬉しかったです。