056 2月のパリ
フランス、パリに現存するパッサージュ(passages)の中では、1番美しいと言われるギャルリー ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)。
確かに、現代のショッピング アーケードには真似することのできない、優しさや穏やかさのようなものがあるように思います。
ギャルリー ヴィヴィエンヌにて。
往時はもっと賑やかだったのでしょうが、現在はご覧の通り…。
ここだけ時の流れが止まってしまったようなこの感じ、僕は好きです。
パリのお菓子屋さん。
このお店、こちら側から入るとお菓子屋さん。
しかし、お店の奥の方にも出入口があり、向こう側から入ると酒屋さん。
僕もたまに、ここでお酒やお菓子を買います。
市役所前の回転木馬。
平日は子供の声もなく、停まっていることが多い。
今日もどんよりと曇った冬空の下、日がな一日、ジッとしていたようだ。
パリ、オペラ ガルニエ(Palais Garnier)の大廊下。
僕はここに来るたびに、この国の底力のようなものを感じる…。
この煌びやかさが凄いというのではなく、いままでも、そしてこれからも、これを維持管理しつつ、後世に伝えるというその思いに。
パリに住んだことがある方なら、この街の住宅事情はご存知のはず…。
1等地の、こんなアパルトマンに住むことは、なかなか容易ではない。
パリ、セーヌ河沿いのカフェ。
冬の日の午後、穏やかな日差しの中で、いい雰囲気を醸し出していた。
ちょっと入って、ゆっくりとコーヒーでも飲みたい…。
ラ サラマンジェ(la salle a manger)、食堂という名の食堂。
店構えといい、庇の張り出し具合といい、とても良い感じ。
今日の定食(plat de jour:プラ デ ジュール)でもいただきながら、ちょっと濃いめの赤ワインでも飲みたい…。
冬の日の午後、パリの街を歩き回った後に暖を取りたくて入ったカフェ。
コーヒーも美味しかったけれど、気立てのいい店員さんがいて良かった。
細長~い建物。
各部屋の広さはどれ程なのだろうか…。
パリの2区、ヴィクトワール広場(Place des Victoires)の裏手にあるノートルダム デ ヴィクトワール(Notre Dame des Victoires)教会。
2006年のフランス映画「パリ、ジュテーム(Paris, je t'aime)」の中に、「ヴィクトワール広場」という一編があるけれど、その大半のシーンはヴィクトワール広場ではなく、この教会の前のプティ ペール広場(Place des Petits Peres)で撮影された。
広場の大きさといい、周りの建物といい、とても良い雰囲気。
パリ、とあるお菓子屋さんにて(その1)。
パリ、オーステルリッツ駅(Gare d'Austerlitz)の大屋根。
写真に撮ると視野が限られてしまうのでそれほどでもないが、実際にその下に立ち、頭上いっぱいに広がるその様子を見上げると、なかなか壮観。
鉄骨とガラスとが織りなす、幾何学模様の芸術作品。
パリ、とあるお菓子屋さんにて(その2)。
パリの2区、リュンヌ通り(rue de la Lune)とボールガール通り(rue Beauregard)とに挟まれた、ノートル ダム ド ボンヌ ヌーヴェル(Notre Dame de Bonne Nouvelle)教会の鐘楼と時計。
この辺りは、ご旅行でパリにいらした方にはあまり用のないところ…。
サン マルタン門(Porte Saint Martin)。
パリに現存する4つの門のうちの1つ。
1674年の作、高さは17m。
フォーブル サン タントワーヌ(Faubourg Saint Antoine)通りに棲む熊。
以前、テディベア作家の鶴田眞利子さんから教えていただいたもの。
ちょっと高いところにあるので、なかなか気が付かない。
パリ、ポンピドゥー センターにて。
メゾン ブルレ広場(Cour de la Maison Brulee)の入口。
左側にあるのが、ル プチ カフェ(Le Petit Cafe)。
名前のとおりの小さな店で、おばあさんが1人で切り盛りしている。
パリに現存する4つの門のうちの1つ、サン ドニ門(Porte Saint Denis)。
冬の日の教会。
ステンドグラスを通すと、何故か光もやわらかく…。
冬の夕方。
まるでベルベットのような光沢をもつセーヌの水面。
冬の日の夕方、家路を急ぐ人々。
メトロ(地下鉄)マドレーヌ(Madeleine)駅にて。
冬の夕暮れ。
セーヌ河に浮かぶサン ルイ島へと渡る橋から。
向こうに見えるのはパンテオン(Pantheon)。
この街に越して来たばかりの頃は、暗くて、薄汚れたメトロ(地下鉄)があまり好きではなかったけれど、いまは、もう、慣れた。
毎日のようにお世話になっている、この街の足。