048 黄金の丘を往く2/2
ブルゴーニュ地方、ヴォーヌ ロマネ(Vosne Romanee)の村にある、ラ ターシュ(La Tache)という名の畑。
Tacheとはフランス語で「しみ」とか「汚れ」なんて意味だけど、その謂れは?
アンジャンバー(enjambeur)と呼ばれるトラクターを使うのが一般的な中、ラ ターシュの畑は馬で耕している。
ヴォーヌ ロマネ村、ロマネ コンティ(Romanee Conti)という名の畑。
世界で最も高価なワインが生まれるところ。
ロマネ コンティの畑も馬で耕作。
先のラ ターシュ同様、この畑も同じ蔵元が所有している。
ロマネ コンティの畑に植えられたいたぶどうの木。
他の畑の木と何がどう違うのかと、思わず見入ってしまった…。
ヴォーヌ ロマネ村、ラ グランド リュ(La Grande Rue)という名の畑。
ヴォーヌ ロマネ村、ロマネ サン ヴィヴァン(Romanee Saint Vivent)の畑。
フランス、ブルゴーニュ地方、ヴォーヌ ロマネ村。
世界に名立たる特級畑(grand cru:グラン クリュ)がひしめき合う辺り。
ロマネ コンティの畑に隣接する、ラ ロマネ(La Romanee)の畑。
小高い丘の上から、ヴォーヌ ロマネの村を望む。
リシュブール(Richebourg)の畑。
「百の花の香り…」と評されるワインは、ここから生まれる。
広大な特級畑、クロ ド ヴージョ(Clos de Vougeot)に立つ、シャトー デュ クロ ド ヴージョ(Chateau du Clos de Vougeot)。
中はワイン造りの道具を展示した博物館になっている。
シャトー デュ クロ ド ヴージョにて。もともとはシトー派修道士の館。
シャンボール ミュジニー(Chambolle Musigny)の村にある、レ ザムルーズ(Les Amoureuses)という名の畑。
日本語にしたら「恋人達」という感じでしょうか?
シャンボール ミュジニー村、レ ザムルーズの畑のそばに湧く泉。
その昔、この泉の水を汲みに来た乙女達が恋の話をしていたことからレ ザムルーズ(恋人達)という名の畑になったのだとか…(諸説あり)。
ひょっとしたら乙女との出会いもあるかと期待して行ったけれど、今や水を汲む人の姿もなし…。う~、残念っ!
シャンボール ミュジニーの村にあるホテル。
こんな田舎の小さな村に(失礼!)と思ったら…、
ところがどっこい!
1泊220ユーロ(約26,000円)から380ユーロ(約45,000円)までと、びっくりするようなお値段。
また各部屋には、「ロマネ コンティ」や「ラ ターシュ」など、この地方の銘酒の名(畑の名)が付けられている。オシャレ~。
シャンボール ミュジニーの村にある蔵元、ジャック フレデリック ミュニエ(Jacques Frederic MUGNIER)。
いままでにも、この蔵元のワインを何本か飲んだことがあるけれど、こんなに立派な建物(お城!)を持つところだとは知らなかった…。
シャンボール ミュジニーの村にて。
特級畑のクロ ド ター(Clos de Tart)。
今回の旅では、たくさんのぶどう畑を見て廻った。
そしてそれにより、ますますフランス、ブルゴーニュのワインに親しみを持つようになった。
ブルゴーニュの畑巡りを終えて、ディジョンの町に戻る。
レンタカーを返し、パリへと戻る電車の時間まで、旧市街地をお散歩。
昔の雰囲気を残すディジョンの町並み。
4階建てくらいの建物が多く、パリに比べたら半分の高さ。
レストラン メゾン ミリエール(Maison Milliere)へ。
食事以外の時間帯はサロン ド テとして営業しているので、地酒(グラスワイン)を何杯か楽しみました。
ディジョンと言えば、ふくろう(以前にもご紹介いたしましたが…)。
ノートルダム教会の壁にある「幸福のふくろう」は、右手で金製のものを触りながら左手でふくろうを撫でると幸せになると言われている。
古今東西、幸せになりたいと願うのは誰しも同じ。
皆に撫でられ、すでにツルツルに。
ジャジャーン! お土産はディジョン銘菓(?)、ふくろうのパンデピス。
凪さんへ…と思って買ってきたけれど、耳の先をちょっとかじっただけで「いらない」と言われてしまった…。