037 南仏マルセイユで迎えるお正月
マルセイユ(Marseille)、サン シャルル(Saint Charles)駅の大階段。
駅は高台にあるため、重い荷物を持って上がるのは一苦労…。
しかし階段の向かって左側には地下通路があり、その奥にあるエスカレーターを使えば、直接、駅の中に入ることができる。
マルセイユっ子達は、皆、そこを通っているようです。
マルセイユ、サン シャルル駅。威風堂々とした構え。
なお、パリからマルセイユまではTGV(フランスの新幹線)で3時間。
マルセイユ、サン シャルル駅にて。
エクス アン プロヴァンス(Aix en Provence)などの近郊の町や、コートダジュール(Cote d'Azur)へと向かう在来線の電車もここから発着している。
地中海沿いを走る電車の旅も楽しそう。
マルセイユ サン シャルル駅の大階段から、駅前通りを望む。
駅前通りと言っても、それほど賑やかなわけではない…。
写真は2008年の大晦日、夕方の様子。
マルセイユ サン シャルル駅からマルセイユの街を一望。
丘の上に立つのはマルセイユのシンボル、バジリカ聖堂。
マルセイユの旧港に面して立つホテル。
オテル ベル ヴュー(HOTEL BELLE-VUE)って名前がいいですね。
日本語にしたら、「ホテル見晴らし」って感じでしょうか?
マルセイユにて。
港の近くのアパルトマン。
マルセイユの駅前ホテル。
マルセイユにて。
街中は落書きだらけ…。
お世辞にもきれいとは言えないけれど、この街は、人が生きる匂いがする。
マルセイユ、エスパス モード(ESPACE MODE)。
港町らしい、白と青を基調にしたライトアップ。
マルセイユのレストラン、ミラマール(Miramar)。
ブイヤベース(bouillabaisse:魚のごった煮)が名物。
庇に書かれた「CUISINE du SOLEIL(太陽の料理)」の文字もいいですね。
●Miramar
12 quai du Port 13002 Marseille
レストラン、ミラマールにて、魚のスープ(Soupe de poisson)。
ブイヤベースを作った時のスープだけに、魚の旨味がすべてこの中に出ている。
美味しい!
マルセイユ近郊、カシ(Cassis)の町で造られた白ワイン。
ブイヤベースには、カシの白ワインが欠かせないと言われ、ミラマールのワインリストでも筆頭に挙げられていた。
地中海を望むぶどう畑から造られたそのワインは、爽やかな、潮風のような味がする。
マルセイユの旧港に面したブラッスリー(brasserie)。
イタリアに近いせいか、マルセイユにはイタリア料理のお店が多い。
これは、地元の人が一押し!というピザ屋さんのピザ。
さまざまなピザがある中から、最も基本的かつシンプルなアンショア(anchois:カタクチイワシの塩蔵品、アンチョビ)のピザをいただきました。
マルセイユの旧港。
カランク(calanque:地中海に面して続く美しい入り江)を巡る遊覧船は、ここから出ている。
マルセイユの旧港にて。
港にはたくさんのボートやヨットが浮かぶ。
マルセイユの旧港から、丘の上のバジリカ聖堂を望む。
マルセイユのシンボル、ノートルダム ド ラ ギャルト バジリカ聖堂。
マルセイユの人たちには、とても愛されている様子。
マルセイユの旧港に立つ魚市にて。
どのお店を覘いても、それほどたくさんの種類があるわけではない…。
しかしそれ故に、今朝採れた、旬の魚はこれ! ということなのだろう。
マルセイユの沖に浮かぶ、フリウル島(iles du Frioul)へ。
季節外れの今、とてものどかで、静か。
水も澄んでいて、きれい。
フリウル島にて。
2009年、元日の地中海。
とても穏やか…。
元日のフリウル島をお散歩する、ジュリエット、ユーコ、リザ。
3人とも同世代のせいか、とても仲良し。
脇で見ていて、羨ましい。
マルセイユ、とあるカフェのメニュー。
可愛らしい鳥の絵と、目の付いたような雨だれ(?)が気になったので…。
マルセイユに住む友人宅に泊めてもらった、この年末年始。
地中海に面した暖かな気候の中で、のんびりと過ごした6日間だった。
「マルセイユはいいわよ~。いっそのことパリから引っ越して来ちゃえば?」
…という友人の言葉に、一瞬、気持ちが揺らぐ…。