026 ボルドーとバスクへ4/4
バスク地方の海辺の町、サン ジャン ド リュズ(Saint Jean de Luz)。
砂浜に沿って遊歩道があり、のんびりとお散歩するのには最適。
サン ジャン ド リュズのレストラン、ル カイク(Le Kaiku)。
ミシュランガイドによると、この町で1番古い建物なのだとか。
海の幸とバスク料理、コースは30、50、70ユーロの3種類。
食前酒に選んだのはBiperという唐辛子のお酒。
甘くて、ほんのり辛味があって、香りがとても良かった。
僕は、食前酒にシャンパンをいただく。
今回の旅の最後の夜なので、少しだけ贅沢を。
前菜の前のアミューズ(amuse)。
日本風に言えば、「突き出し」や「小付け」のこと。
ここは海辺の町。
この季節、生牡蠣をいただかない訳には参りません。
小粒(No.2)だけど、美味しい!
前菜第2弾は、イベリコ豚の生ハム。
スペインも近いせいか、本場の味を楽しむことができて嬉しい。
今までに食べた生ハムの中では、1番の美味しさ!
前菜第3弾は、フォアグラのヴァリアシォン(いろいろ)。
左から…
- フォアグラのガナッシュのマカロン
- リキュールのソルベ
- フォアグラのスライス
- 唐辛子のジュレ
- フォアグラのキャラメル
いろいろな味を、少しずつ楽しめるのが嬉しい。
主菜に選んだのはオマール海老と栗のタルト。
ぷりぷりのオマールと、ほっこり炊かれた栗が新鮮な組み合わせ。
あぁ~、秋だね~。
ひらめとセップ茸のブッション(シャンパンのコルク)、大根おろしと森のクリームソース。
シャンパンのコルクの形と言うよりも、大きなきのこが3本という感じ?
茎の部分は白身のお魚で、笠の部分はお魚とセップ茸をつくねにしたもの。
お茶目で可愛い盛り付け。
味は大根おろしが効いていてイイ!
サン ジャン ド リュズで泊めていただいた「かもめホテル」。
港町にピッタリの、とてもいい名前でしょ?
サン ジャン ド リュズの「かもめホテル」。
1番上の階のお部屋からは、大西洋を眺めることができます。
町の中心からは少し離れているけれど、おすすめの宿です。
泊めていただいた部屋からの眺め。
夕日も、夜景も、そして朝の景色も楽しめる。
ちなみに、宿から海までは歩いて5分くらい。
「かもめホテル」のサロン。
ここの朝ご飯はおすすめ。
サン ジャン ド リュズ、朝の浜辺。
1人泳ぐマダムの姿。
うん、確かにそれほど寒くはない…。
でも、もう10月も下旬なんだよね…。
バスク地方、バイヨンヌ(Bayonne)。
フランスとスペインとの国境の町。
古くは街道の町として、また、その後は貿易港として栄えたところ。
その長い歴史のせいか、町全体がとても落ち着いて見えました。
バイヨンヌの家々は、バスク地方の他の村のそれと違ってカラフル。
まるで、子供がクレヨンを使って色を塗ったような可愛らしさ。
バイヨンヌの生ハム専門店、ピエール イバイヤルド(Pierre IBAIALDE)。
生ハムや唐辛子がダイナミックにぶら下がっています。
またここでは、その製造工程を見学することもできる。
創業1854年、チョコレートの老舗、カズナーヴ(Cazenave)。
名物は、ショコラ ムスー(Chocolat mousseux)。
美味しかったけれど、咳き込んじゃうくらいに甘かった…。
バイヨンヌの町並み。
この色使い、パリでは見かけません。
バイヨンヌの町にて。
赤、青、白(博愛、自由、平等)の窓枠。
バイヨンヌ、サント マリー大聖堂(Cathedrale Sainte Marie de Bayonne)。
古い歴史を持つこの町のシンボルとも言える存在。
ステンドグラスの前にはベンチが置いてあり、ゆっくりと眺めることができる。
暗い教会の中でこうして静かに見上げていると、その美しさに圧倒される。
サント マリー大聖堂の回廊。
こうして眺めると、とても美しい造詣だな~。
フランスとスペインとの国境の町、バイヨンヌ。
再びこの町を訪れることは、なかなかできないだろう…。
この美しい町並みを、しっかりと目に焼き付けておこう…。