2016年07月19日(火) ねむの木と夏

子供達とパリ植物園をお散歩していたら、ねむの木の大木に花が咲いていました。

ねむの木はマメ科の植物で、原産地は日本や朝鮮半島辺りとのこと。
パリの植物園にあるこのねむの木は、どこから、どんなふうに嫁いで来たのかな?と、遠路遥々嫁いで来た時の様子を想像してしまいました。

なお、ねむの木の開花期は6月から8月とのこと。
梅雨のないフランス パリでは、夏を代表する花です。

ところで、僕が高校生だった頃、自宅から海へと向かう道筋に1本のねむの木があり、夏になるとたくさんの花をつけていたのを思い出します。
そして、その木を通り過ぎると目の前にパッと真夏の海が広がって、水平線にはもくもくと入道雲が湧いていて…。
あぁ、あのねむの木は、いまでも咲いているだろうか…。

フランス パリ 花
パリの植物園にある、ねむの木。
ここまで大きくなるねむの木も珍しいのでは?

フランス 花
ねむの木の花。

パリ 花
淡紅色の糸のような部分は花びらではなく、長く伸びたおしべなのだとか。