2016年07月17日(日) 植物園のピアノ
子供達とお散歩に行ったら、植物園の広場の真ん中に、ピアノが置いてありました。
夏の日差しを受けて真っ白に輝くそのピアノには、草原に咲くたくさんのマーガレットが描かれていました。
長女に「1曲、弾いてみてよ」と言ったら、恥ずかしそうにしながらもピアノに向かってくれた彼女。
弾いたのは、フンメル(Johan Nepomuk HUMMEL)のスケルツォ(scherzo)です。
スケルツォとは、イタリア語で冗談という意味。
短くて、いたずらっぽいその曲は、こんな時にサラサラ~ッと弾くのにピッタリ。
そして、彼女が弾き終わると、周りにいらした人達から一斉に拍手が!
彼女も、僕も、とても嬉しかったです。
植物園の広場の真ん中に、ポツンとピアノが置いてあるなんて、なんてお洒落なんだろ~。
フランス パリの、こういうセンスは本当に素晴らしいと思う。