2016年07月08日(金) 癒しの音色
日本にいた頃には見かけることもなかったけれど、フランス パリに来てからよく見かけるようになったものに、パイプオルガンがあります。
パリの街中にある教会には、必ずと言っていいほどパイプオルガンがあるからです。
いずれの教会も、ファサード(facade:教会の正面)から中へと入り、そして振り向きざまに見上げると、そこにパイプオルガンがあります。
その多くは、教会の建物同様、長い時の流れを感じさせるもの。
そして、その装飾には、目を見張るものがあります。
なお、教会を訪れて、ひとり静寂に浸っている時に、どこからともなくパイプオルガンの音色が流れてくると、全身が包み込まれるような不思議な感じになります。
そしてそれとともに、ゆっくりと心がほぐれ、癒されていくのが分かります。
皆さまもパリにいらした時、教会を訪ねることがございましたら、是非、パイプオルガンも合わせてお楽しみください。
パリの5区、パンテオンの丘に立つ、サン テティエンヌ デュ モン教会(eglise Saint Etienne du Mont)のパイプオルガン。
Jesus bleibet meine Freude - Willem van Twillert