2016年06月30日(木) 時
6月も今日で終わり…。
2016年も、半分が過ぎたことになります。
いつも思うことですが、時の流れとは本当に速いものですね。
ところで、年齢を重ねるごとに時の流れが速く感じることに、ジャネーの法則というものがあるそうです。
ジャネーの法則とは、フランス人哲学者 ポール ジャネによる考え方。
例えば、50歳の人にとっての1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人にとっての1年の長さは5分の1ほどに値する。
よって、50歳の人にとっての10年間は5歳の人にとっての1年間に当たり、5歳の人にとっての1日が50歳の人の10日に当たるというもの。
その他にも、新鮮な経験が多いほど、時間の経過を長く感じるという考え方もあるそうです。
例えば、子供の頃には、見るもの、聞くもの、体験するものに初めてのことが多いので(新鮮な経験が多いので)、たくさんの出来事があったように感じて、その分、時の流れも長く感じる。
一方、大人になると、すでに経験したことが多くなり(新鮮な経験が少なくなり)、出来事が少ないように感じて、その分、時の流れも短く感じるというもの。
いずれの考え方も真偽のほどは分かりませんが、新鮮な経験が少なくなったから、その分、時の流れが速く感じる…ということが本当だとしたら、何だか少し残念な気もします。
もっともっと、新鮮な経験をせねば…。
フランス パリでこんなふうに生きていると、新鮮な経験は多いように思うのですが…。
しかし、いまから十数年前、この街に初めて来た頃に比べたら、明らかにそれは減っているようにも思う。
僕がいま思うのは、子供達と一緒に過ごす時間を大事にしたいということ。
あと10年もすれば、僕らのもとから巣立ってしまうのだから…。
そしてもう1つ、時々教会に出かけては、1人静かに過ごす時間。
この歳になっても、反省すべきこと多し…。