2016年04月23日(土) ピボワン

先日、フランスに春の訪れを告げる花、春に人気のある花としてミヨゾティス(myosotis:ワスレナグサ)をご紹介いたしました。

今日は、もう1つ、ご紹介したい花があります。

それは、ピボワン(pivoine:シャクヤク)。

ピボワンはボタン科で、アジア大陸の北東部が原産。
中国では、宋の時代(960年~1279年)から育てられた花なのだそうです。

なお、僕もピボワンにはアジアのイメージを持っていましたので、フランスで人気のある春の花と聞いて、ちょっとビックリ。
しかし、確かにパリの街中にあるお花屋さんの店先には、何種類ものピボワンが並んでいます。

皆さまも是非、お部屋にピボワンを飾ってみてはいかがでしょうか。
お部屋が、春のパリらしくなるかも知れません。

フランス パリ 花屋
近所のお花屋さんで買ったピボワン。
1束で36ユーロ(約4,140円)。

フランス パリ 花
小さくて硬かったつぼみも、のちに大輪となる…。
上手に切り戻しをしてあげれば、1週間くらい楽しむことができる。