2016年04月12日(火) 選択基準
写真は、とあるレストランのメニュー。
店先に掲げられていた黒板を写したものです。
メニューの1番上に書かれているのは、スーパ ロワニョン グラティネ メゾン(soupe a l'oignon gratinee maison:自家製オニオン グラタン スープ)。
タマネギをバターや油できつね色になるまで炒め、ブイヨンを注いで煮込んだものにフランスパンを浮かべ、チーズをふりかけてからオーブンに入れて焼いたものです。
なお、スーパ ロワニョン(soupe a l'oignon:オニオン スープ)はフランスの伝統的なお料理ですが、最近はこれを出すレストランも少なくなって来たとのこと…。
理由は、調理に手間がかかる割に、高い値段を取るわけにはいかないからなのだとか。
そんなふうに聞くとちょっと残念ですが、でも逆に言えば、自家製のスーパ ロワニョンを出してくれるお店は、お料理にかける意気込みや思い入れを感じることができるということなのかも知れません。
また、スーパ ロワニョンをメニューに載せているかどうかが、良いレストランを選ぶ際の基準になるかも知れませんね。
自家製オニオン グラタン スープは6.90ユーロ。
日本円にして約860円。