2016年04月07日(木) のどか
とあるカフェの壁に据え付けてあった、昔々の黒電話。
携帯電話が普及して、1人1台が当たり前になっている現代においては、すでに用済みなのかも知れません。
それにしても、何とも存在感のある、いい雰囲気だと思いませんか。
今でも使うことが出来るのかどうかは分かりませんでしたが、呼び出しのベルはどんな音なのだろうか…とか、ダイヤルを回す時の指先の感触はどんなだろうか…なんて、想像してしまいました。
なお、ダイヤルの中央には…
RENSEIGNEMENTS(ランセニュマン:番号案内)12番
RECLAMATIONS(レクラマシヨン:サービスセンター)13番
TELEGRAPHE(テレブラフ:電信)14番
…なんて書いてあって、これまた時代を感じさせます。
また…
「市外電話と地方への電話は電話帳を見てね」
…なんて書いてあるところも、なんとなくのんびりしていて、いい感じ。
パリの街中にある、とあるカフェで見かけた古い電話機。
フランスでも、日本でも、すっかり見かけなくなりましたね…。
ダイヤル。
今の若者の中には、ダイヤルに触れたことがないという人もいるとか、いないとか…。