2016年03月19日(土) トゥルネルの港

先日、子供達を学校へと送った帰り道、トゥルネルの港(port de la Tournelle)を歩きました。

トゥルネルの港とは、パリの左岸、トゥルネル通り(Quai de la Tournelle)に沿って伸びるセーヌ河岸のこと。
この界隈に住む人々の憩いの場です。

僕は、この辺りが大好き。
パリはいろいろな表情を見せてくれる街ですが、この辺りを歩くと気持ちが清々するからです。

春は、暖かな日差しの中のお散歩が楽しみです。
寒くて暗い冬が終わり、春の訪れを実感することができます。

夏は、夕暮れ時のピクニックが最高です。
よく冷えたロゼワインとともに、ゆっくりと暮れゆく時間を楽しみます。

秋は、澄んだ空気と枯れ葉が良い感じ。
映画の中に入り込んだような、そんなひと時を楽しむことができます。

冬は、静寂の世界…。
吹く風は冷たいけれど、温かい恰好をしてモノクロームの世界を歩くのも楽しいものです。

また、この辺りは、風景そのものが世界遺産に登録されています。
朝のお散歩で、世界遺産の中を歩くことができるなんて、なんと贅沢なことか。

パリ セーヌ川
パリ、セーヌの河岸、トゥルネルの港。

パリ ノートルダム寺院
セーヌ河を挟んで佇むパリのノートルダム寺院。

パリ ノートルダム寺院
パリ、ノートルダム寺院。

パリ セーヌ川
春の朝、トゥルネルの港をお散歩。
今日も皆んな元気に、そして楽しい1日を過ごすことができますように…。