2016年01月18日(月) サマリテーヌ

今朝、子供達を学校に送った帰り道、少し遠回りをしながらお散歩していたら、大規模に建物を取り壊している一角に出ました。

ここパリは、東京などに比べて、あまり大きな変化がない街。
増してや、建物を取り壊して建て替えることなど、ほとんど見たことがありません。

「あれっ? 以前ここには何があったんだっけ…」と記憶を遡った次の瞬間、いま自分が立っているのは、パリの老舗デパート、サマリテーヌ(SAMARITAINE)の裏であることに気づき、思わずハッとしました。

以前からサマリテーヌの改装が進んでいることは伺ってはいましたが、いよいよ、目に見える形でその動きが始まったようです。

自宅に戻ってインターネットで調べてみたら、サマリテーヌ改装プロジェクトのWebサイトがありました。
そしてその中に、サマリテーヌの歴史や改装後の様子を示すページもありました。

以前、東京の歌舞伎座を建て替えると聞いた時にも大変驚きましたが、僕にとっては、パリのサマリテーヌの改装も、それに匹敵する出来事です。

パリのデパート サマリテーヌ
サマリテーヌのリヴォリ通り側の一角。
建物がすっかり取り壊されている。

パリのデパート サマリテーヌ
セーヌ河側の建物に残ったサマリテーヌの看板。
どんなふうに生まれ変わるのか楽しみであるとともに、往時のあの雰囲気は壊して欲しくないな~とも。