2015年12月21日(月) パリ、職人の街

写真は、パリのバスティーユ広場から東に伸びる、フォーブル サン タントワーヌ通り(rue de Faubourg Saint Antoine)。
先日、所用でバスティーユに出かけた際に撮った1枚です。

ところで、日本の雑誌や本などで「パリのアパルトマン風のお部屋…」とか、「パリのアパルトマン風のお台所…」といった表現を目にすることがありますが、ご自宅をそんな風にしてみたいとお思いの方は、パリにいらした時、この、フォーブル サン タントワーヌ通りをお歩きください。

この通りと、その周辺には、昔ながらの家具屋さんや住宅用品のお店が軒を連ねているからです。
またそこには、机や椅子、ドアや引き出しのノブ、壁や天井を飾るための装飾品など、大きなものから小さなものまで、フランス パリの住宅に使用するさまざまなものが並んでいるからです。
そして、それらを用いることにより、あなたのお部屋やお台所を、パリのアパルトマン風にすることができます。

また、この通りの左右には、「パッサージュ(passage:小径、抜け道)~」とか、「クール(cour:小さな広場、お庭)~」と名付けられた小径や小さな空間が多く、ちょっとした迷路のようになっています。
そして、そんな中を右へ左へと歩いていると、どこからともなくトントンと木槌をたたく音が聞こえてきたり、家具職人さんの工房が見えたりします。

世界一の観光都市と言われるパリですが、普段のパリや昔ながらのパリをご覧いただくことのできる、こんなお散歩も良いと思います。
お薦めです。

フォーブル サン タントワーヌ通り
パリ、フォーブル サン タントワーヌ通り。
本当は、左右に伸びる小径や小さな広場の写真もご紹介したかったのですが…。
今日は時間がなく、断念。