2015年12月07日(月) パリジェンヌの魔法
昨日のお話に続いて、今日はジュリエットさんのアパルトマンの中の様子を少しだけご紹介します。
彼女のお部屋の中には、可愛らしいものがたくさん…。
しかもそれらが、ごくごく自然に置いてあります。
それらは飾ってあるという感じではなく、置いてある感じ…。
同じことを僕がやったら、ただ散らかっているように見えるか、または、わざとらしく見えてしまうのでしょうが、なぜか彼女がやると、とても美しく見えます。
これは、本当に不思議。
パリジェンヌの魔法としか言いようがありません。
窓辺に飾られたお人形達。
にわとりの形をした卵かごの中の観葉植物。
この他にも、大小さまざまな植物がありました。
ヨット。
南仏のマルセイユにも住んでいたことがある彼女。
地中海を忘れないように…かな?
これ、アンティークの陶器製の置物。
この水着といい、この曲線美といい、このヘアースタイルといい…。
こんなの、よく見つけて来たなと感心するばかり。
「カンブレのいたずらのシロップがあるけど飲む?」とジュリエットさんに聞かれ、「ウェ~イ!」と喜ぶ子供達。
僕は初めて聞いたけど、子供達はすでにそれを知っていた様子…。
どうやら、フランス北部で作られる伝統的なお菓子、カンブレのいたずらと呼ばれる飴の風味のシロップのようです。
グラスに注いでもらった、カンブレのいたずらシロップ。
お味はミントというよりも、素朴で田舎っぽい薄荷という感じ…。
ジュリエットさんの愛猫ツェツェ。
年齢は12~13歳で、人間に例えたら、おばあちゃん。
彼女がジュリエットさんのところに来た頃からの付き合いだけど、いままで、ただの1度も鳴き声を聞いたことがない。
昨日も、子供達に小麦粉の着いた手でベタベタと触られていたけれど、一言も鳴かなかった(かなり迷惑そうな顔はしてたけど…)。
棚に置いてあったワイン。
こんなワインが無造作に置いてあるところを見ると、「ああっ、やっぱり彼女はフランス人だな~。パリジェンヌだな~」と思う。