2007年12月28日(金) 凄かったねぇ!
今日、パリのシャンゼリゼ劇場に、サラ バラス(Sara BARAS)のフラメンコ、「カルメン」を観に行きました。
サラ バラスは、1971年、スペインの生まれ。
本場スペインだけでなく、国際的に最も活躍しているフラメンコ ダンサーの1人です。
また「カルメン」は、フランス人の作家メルメ(Prosper MERIMEE)の小説をもとに、ビゼー(Georges BIZET)の曲にのせたオペラでも有名な演目。
ジプシーの女カルメンと、婚約者のドン ホセ、そして闘牛士の3人による、情熱的で激しい恋の話です。
出演者は、カルメン役のサラ バラス、ドン ホセ役のルイ オルテガ(Luis ORTEGA)、闘牛士役のホセ セラーノ(Jose SERRANO)のほか、男女5組10人のダンサー、ギタリストなど5人の演奏、そして3人の歌い手。
カルメンの、感情をストレートに表す踊りはもちろん素晴らしかったけれど、私が1番興奮したのは闘牛士の男らしくて力強い、切れのある踊りを観た時でした。本当にカッコイイ…。
約90分間のステージはあっという間に。
またカーテンコールは、観客も皆、立ち上がっての拍手。
ダンサー達はアンコールに応えて即興でステップを踏み、さらに楽しませてくれました。
そして、劇場を出て、モンテーニュ通り(avenue Montaigne)を歩きながら…
「凄かったねぇ!」や「本当に素晴らしいものを観ちゃったねぇ♪」
を連発してしまった私なのでした。
フランス パリ、由緒あるシャンゼリゼ劇場。
上演されているサラ バラスのフラメンコ「カルメン」。
シャンゼリゼ劇場は、アール ヌーヴォー建築の代表作とも言われる。
出演者や演奏家達によるカーテンコール。
この後、鳴り止まない拍手に応えて、即興の踊りを見せてくれました。
フランス パリのモンテーニュ通り。
ハイブランドのお店や高級ホテルなどが並びます。
ビゼー「カルメン」第1組曲より、小澤征爾、フランス国立管弦楽団