2007年12月15日(土) ブルゴーニュへ
今日から2泊3日の予定で、フランスのブルゴーニュ地方(Bourgogne)を訪ねます。
今日はパリを出発し… ディジョン(Dijon)→ スミュール アン ノーソワ(Semur en Auxois)→
フラヴィニー シュル オズラン(Flavigny sur Ozerain)→ フォントネー修道院(Abbaye de Fontenay)→ ヴェズレー(Vezelay)…と廻ります。
ただし、今は1年中で1番昼間の時間が短い時期。
夕方の4時頃には、辺りが暗くなってきます。
そのため、無理なく見て廻ることができるよう、訪ねる先を絞って旅程を立てました。
朝、8時28分 パリのリヨン駅を出発するTGV(フランスの新幹線)に乗り、ブルゴーニュ地方の中心地、ディジョンの町へと向かいます。
お天気が良くて何よりでしたが、気温は1~2度と、とにかく寒~い!
お散歩していると、手や足の指先の感覚がなくなってしまいそう…。
ディジョンの町はクリスマスを間近に控え、お買い物をする人達で賑わっていました。
一方、ディジョンの後に訪れた小さな町や村では、観光客の姿はなく…。
ひっそりと静まり返っていて、とても良い雰囲気。
さらに、町や村を結ぶ道路も空いていて、すれ違う車もほとんどなし…。
美しい風景の中、フランスの田舎道のドライブを楽しみました。
ブルゴーニュ地方の中心地、ディジョン。
小じんまりとしていて、とても可愛らしい。
マルシェ ド ノエル(Marche de Noel:クリスマスの市)が立ち、賑わっていました。
ディジョンのノートルダム寺院の壁にある、幸福のふくろう。
右手で金製のものを触りながら、左手でふくろうを撫でる。
すると、幸福が訪れるのだとか。
皆んなに撫でられて、ふくろうの表面はツルツルに…。
なお、ふくろうはディジョンの町のシンボルにもなっています。
スミュール アン ノーソワの町。
川沿いの眺めが美しい、とてもきれいな町でした。
ディジョンの西に広がるオーソワ地区の中心となる町です。
名物料理、シャロレ(Charolais)牛のブルゴーニュ風オイルフォンデュ。
ソース3種、サラダ、ポテト、パン、ワインがついて17ユーロ(約2,400円)。
最後の1口まで、熱々のお肉をいただくことができるのが嬉しい。
シャロレ牛はフランスで最高級と言われる牛肉。
日本で言えば、神戸牛か松坂牛のような存在なのかな?
すれ違う車もなく、美しい風景の中をドライブ。
本当に気持ちいい~♪
ところで、皆さまは下のTVCMをご存じでしょうか。
日本の某タイヤメーカーのものですが、その風景はすべてフランス。
TVCMの最後の方に、上の写真とよく似た風景が映し出されます。
POTENZA どこまでも行こう - 山崎まさよし
フラヴィニー シュル オズランの村。
フランスの素朴なお菓子、アニス入りボンボンで有名なところ。
映画「ショコラ」のロケ地にもなった、美しい村です。
ユネスコの世界遺産、フォントネー修道院。
現存する最古のシトー会修道院。
冬の日の夕方、訪れる人もなく、とても荘厳な雰囲気でした。