2007年12月10日(月) マルセイユで1番

今日もマルセイユは快晴!
朝ご飯をいただいた後、早速行動開始。

まずはパニエ地区と呼ばれる旧市街地をお散歩。
特に何があるわけではないけれど、古い町並みが残る迷路のような小径を歩きながら、サボン ド マルセイユ(Savon de Marseille:マルセイユ石鹸)やサントン人形(マルセイユ伝統のクリスマス用の人形飾り)のお店を覘いたり、サント マリー マジョール大聖堂(Cathedrale Sainte Marie Majeure)やヴィエイユ シャリテ(Vieille Charite:旧慈善病院)を見て廻ったり。

お昼ご飯は、リサさんが「マルセイユで1番!」とおっしゃるクスクスのレストランへ。
クスクスとは、アルジェリアやチュニジアなど北アフリカ マグレブ地域の主食。
パリにもクスクスを食べることのできるレストランはありますが、私は今日が初体験。
想像以上に美味しかったので、今度はパリでも食べてみたいと思います。

なお今日は、19時28分発のTGVでパリへ戻るので、それまでの間、彼女達のお友達のアトリエをいくつか訪問させていただきました(アトリエ訪問の様子は、別の機会にご紹介したいと思います)。

マルセイユでの3日間は、本当に充実したものになりました。
ガイドブック片手に私達2人で巡るいつもの旅とは一味も二味も違う、素晴らしい体験の連続でした。
たくさんの人と出会ったり、お家やアトリエを見せていただいたり、心のこもったお料理をご馳走になったり…。

また久しぶりに、朝から晩までフランス語を一生懸命にしゃべりました(自分のフランス語の滅茶苦茶さに嫌になりながらも…)。
もしこんな生活を続けたら、私のフランス語もきっと上達するだろうなぁ~。

フランス パリ マルセイユ
マルセイユのサント マリー マジョール大聖堂。

フランス パリ マルセイユ
マルセイユの旧市街地 パニエ地区のサントン人形のアトリエ。
サントン人形とはキリスト生誕模型(クレッシュ:creche)に使う土人形。

フランス パリ マルセイユ
リサさんがマルセイユで1番と評するクスクス屋さん。
店内にはマグレブの音楽が流れていて、異国情緒たっぷり。

フランス パリ マルセイユ
ケフタと呼ばれる肉団子が入ったクスクス ケフタ(6.00ユーロ、約900円)。
蒸した粒状のパスタの上に、柔らかく煮込んだ野菜とケフタが乗っています。
これにトマトベースのソースをかけながらいただきます。
またお好みで、アリッサと呼ばれる唐辛子のペーストを加えながら。
食べても食べてもクスクスがどんどん膨らんで、全然減らない…。
それでも、とてもお腹が空いていたので残さずにいただきました。

フランス パリ マルセイユ
食後のお茶はミントティとアラブのお菓子。
どちらもたくさんお砂糖が使われていそう…。
ミントティは松の実を入れて。

フランス パリ マルセイユ
マルセイユはアラブ マグレブ地域からの移民が多く、アラブ用品のお店がある。
穀物の粉、ナッツ類、香辛料、ハーブティ、お香などが豊富で安価。
また、食器や日用品もアラブ独特の雰囲気。
私はお料理にもマッサージにも使えるオイルとサボン ノアを購入。

フランス パリ マルセイユ
ジュリエットさんおすすめの雑貨屋さん。
プロ仕様の料理道具も揃う、180年の歴史があるお店です。
可愛いプリント柄のビニール コーティングの生地を見つけて、
欲しくなってしまった…(荷物になるので購入を断念)。
私は、便利そうなワインボトルの栓と、ゴム製の湯たんぽを購入。