2007年11月27日(火) 世界最初の
フランス語の授業中のこと、テキストの中にarroserという単語が出てきました。
「水をまく」という意味の動詞ですが、これに関連してピエール先生が…
「ユコ、L'Arroseur Arroseという映画を知っていますか?」
…と質問されました。
しかし私は、知りませんでした。
すると、隣りに座っていた映画好きのイタリア人、ニコラさんが説明してくれました。
「コミック映画としての最初の作品で、とても有名なんだよ。男が水をまいていたら、男の子がそのホースを踏んで水を止めてしまうんだ。そして急に足をはなすから、その男は水を浴びてしまうと言う話だよ。」
ニコラさんの説明はとても分かりやすかったけれど、なんだかすっきりしなかったので、自宅に戻ってからインターネットで調べてみました。
そして、実際に映像を見てみたら一目瞭然。
映画の父と言われるリュミエール兄弟が100年以上も前に撮ったモノクロの無声映画で、非常に短いものでした。
L'arroseur arrose(水をかけられる散水夫)- Louis & Auguste Lumiere