2007年11月06日(火) またまた隅っこへ

先日、旅から戻って来たばかりですが、今日から、フランスの隅っこ(北東)を巡る旅(アルザス地方の美しい町や村を訪ねる旅)に出かけることにしました。

アルザス地方(Alsace)は、フランスの北東部、ライン河を挟んだドイツとの国境にあります。

パリの東駅(gare de l'Est)から朝8時過ぎのTGV(フランスの新幹線)に乗り、約2時間半でアルザス地方の中心都市、ストラスブール(Strasbourg)に着きました。

まずは、プティット フランス(Petite France:小さなフランス)と呼ばれる町並みをお散歩。
イル川(Ill)の流れに沿って、コロンバージュ(Colombages)と呼ばれるアルザス特有の木骨造りの家々が並ぶ、美しい場所です。

お散歩の後は、お昼ご飯。
伝統的な郷土料理を楽しむことができるヴィンステュブ(Winstub:アルザス風の居酒屋)の、ル クルー(Le Clou)へ。
シュークルート(choucroute:発酵したキャベツを使った料理)やエスカルゴ(escargot:かたつむり)など、地元の名物料理をいただきました。

また、ストラスブールはお菓子屋さんが多い町。
名店と言われるネゲル(Naegel)やクリスチャン(Christian)を訪ね、食べ歩き(食べ比べ)を楽しみました。

その後、車を南に走らせて、コルマール(Colmar)の町へ。
ここは古い家並みが残る、本当に可愛らしい町。
また、アルザスワインの中心地でもあります。

今日のお宿は、プティット ヴニーズ(Petite Venise:小さなヴェニス)と呼ばれる地区にある、運河沿いのホテル、ル マレシャル(Le Marechal)。

フランス パリ アルザス
ストラスブールの町並みと、トラム(路面電車)。
ここは想像していたよりも、ずっと都会的な町だった。

フランス パリ ストラスブール
ストラスブール、プティット フランスにて。
コロンバージュと呼ばれる木骨造りの建物。

フランス パリ アルザス
ストラスブールのノートルダム大聖堂。
高さ142mと、写真に納まりきらないほどに背が高い。

フランス パリ ストラスブール
アルザス地方の郷土料理、シュークルート。
白ワインで煮込んだ豚肉やソーセージなどが添えられて。
酸っぱいキャベツが山盛りで、お腹いっぱい。

フランス パリ アルザス
ストラスブールのお菓子の名店、ネゲル。
ここでは、小さなケーキを購入。
店先にはアルザスの焼き菓子、クグロフ(Kouglof)も。

フランス パリ ストラスブール
こちらは、クリスチャン。
美味しいと評判のクロワッサンをいただきました。

フランス パリ アルザス
コルマールの宿、ル マルシャルの部屋(24号室)の窓から。
運河沿いの美しい風景を眺めることができる。
また、お部屋も、お風呂(ジャグジー付き)も、いい雰囲気。