2007年09月19日(水) この感覚を忘れずに

なんだ、かんだと、せわしい毎日。
今日も、午前、午後ともに取引先を廻ったり、いくつか用を足したり…。

そんな中、バスに乗って移動している間は、気持ちがホッとするひと時。
束の間の休息のような感じです。

車窓を流れる景色をぼんやりと眺めていたら…

「あぁ~、パリはなかなか、きれいな街だな~」

…なんて思えてきました。

また不思議と…

「いつまでたっても飽きることのない街だな~」

…とも。

これはきっと、いまだに僕がパリの街に慣れていないからなのでしょう。

もちろん、どこに何があるのかは少しずつ解ってきたし、また、街の雰囲気やそこに生きる人々の様子も感じ取ってはいるけれど…。

でも、きっと、いつまでたってもこの街に慣れない…という、この感覚が大切なのでしょうね。

そしてまた、自分の人生の中で、東京で生きる時間よりもパリで生きる時間の方が長くなったとしても、この感覚は忘れずにいたいと思います。

フランス パリ バス
パリの市バス、29番の車窓から。
セーヌ河沿い、ルーヴル美術館の脇を走る。
この後バスは、ポン ヌフを渡り、シテ島へと進む。

フランス パリ バス
シテ島の南の端を西から東へと進んだバスは、続いてサン ミッシェル橋を渡ってパリの左岸へ。
左奥に見えるのはノートルダム寺院。

フランス パリ バス
パリ、セーヌ河沿いの街並み。
数年前、初めてこの景色を見た時と何も変わらない…。
今でも、僕の好きなものの1つ。