2007年07月30日(月) 食べる気にならない
今日、1人のフランス人女性ジャーナリストに会いました。
しかし、お会いした途端に何だか変な雰囲気…。
よくよくお話を伺ったら、私達が不法滞在の外国人ではないかとか、正規の手続きを踏まずに事業を行っているのではないか、という疑いが…。
この方、フランスに不法滞在している外国人の問題に詳しいらしく、あれやこれやと質問してきます。
そのため、滞在許可書をお見せしたり、会社を設立した際の書類を出したり、納税証明書をお見せしたりして、ようやくご理解をいただくことができました。
しかし、この方がおっしゃるように、フランスには不法滞在の外国人が少なからずいることや、無許可で事業を行って税金を納めない外国人がいることも事実。
なお、疑ったことを悪く思ったのか、夕方になって、彼女からお詫びの品が届きました(写真)。
フォアグラの缶詰と、グリオット(酸味が強いサクランボの一種)の瓶詰です。
まだ開けてはいないけれど、とても食べる気にはなれません。
それ以上に、フランスに住む他の日本人や、日本に住む外国人たちも、こんな目に遭っているのかな…と心配になってしまいました。
いただいたグリオットの瓶詰とフォアグラの缶詰。
本当なら、ワインでも買ってきて一緒に食べたいところだけど…。
今日は、そんな気にもならない。