2007年07月17日(火) 診てもらうには
フランス パリでお医者さんに診てもらうためには、まず、予約が必要です。
なお、フランス パリに住む多くの人は、かかりつけのお医者さんを決めているようです。
しかし、私達はまだ決めていないので、その都度、インターネットのイエローページでお医者さん(開業医)を調べて、電話をかけています。
そして、電話で症状を伝えると、秘書の方が診察の日時を決めてくださいます。
そのため、病院に行ってから、1時間も2時間も待たされることは少ないようです。
なお、お医者さんの中には、街中のアパルトマンの1室を利用して開業している人も多く、診察室も待合室も、普通のお部屋のようなところがあります。
そして、予約の時間に待合室で待っているとお医者さんが現れ、握手をして、診察室へと向かいます。
診察が終わったらその場でお金を支払い、処方箋を受け取るとともに、セキュリティ ソシアル(社会保険)に診察料の一部払い戻しを申請するための用紙をもらいます。
なお、もらった処方箋の内容が薬の場合には、最寄りの薬屋さんに行って、その薬を買います。
また、処方箋の内容が血液検査やレントゲン、超音波検査などの場合には、それらの検査を行っている別の施設に電話をかけ、検査の予約を取ります。
そして後日、検査を受けた後にその結果を持ち、もう一度、先日のお医者さんのところに行って、診てもらいます。
お医者さんにかかる前や後に自分でしなければならないことが多いので、体調が悪い時は結構疲れます…。
これが日本の病院なら、1箇所で済んでしまうのになぁ~と、愚痴ってみたりして…。
フランスの健康保険証、カルト ヴィタル(carte vitale)。
病院や検査、薬局に行く時には、忘れずに持って行きます。
社会保険による診察料の一部払い戻しの申請用紙。
必要事項を記入して、社会保険事務所に郵送します。
診察室は、アパルトマンの1室。
また待合室は、何人かの開業医で共有していることもあるようです。