2007年06月21日(木) 心から楽しむ
今日は夏至。
そして、ここフランスでは、音楽の日です。
1年で1番昼間の時間が長い日を祝って、フランス中が音楽を楽しむ日。
フランスの地方の町や村の様子は分からないけれど、ここパリについて言えば、本当に、街中が音楽に包まれる…と言っても過言ではありません(大袈裟でも何でもなく)。
この日ばかりは、朝から街中がソワソワしているのが分かるほど。
そして夕方ともなれば、街のあちらこちらから、様々な音楽が聞こえてきます。
通りに出てみると、街角のあちらこちらで、若者達が歌ったり、楽器を演奏したり。
さらに、それを大人達や子供達が取り囲み、拍手をしたり、一緒に歌ったり。
とにかく、皆んな、ノリノリなのです♪
冬が長いフランスだからでしょうか、夏至の日の音楽のお祭りだけは、誰しもが心待ちにしている様子。
そして、私達も♪
たった一夜のお祭りだから、心から楽しまなくては♪
アパルトマンのすぐ脇の歩道で歌っていた2人。
長年歌っているのか、とてもお上手でした。
写真には写っていないけれど、彼らの前には観客が40~50人くらいも。
桐の三角公園に集まる若者達。
自分達なりにステージを決め、楽器を並べて演奏の準備(写真奥)。
観客席は、水を止めて抜いた噴水?
パリの19区、ヴィレット公園(parc de la Villette)の特設ステージで。
長い長い日暮れまでの時間を、皆んなで楽しんで。
音楽だけでなく、楽しいお話も交えながらのステージ。
観客の中から、数人の子供を選んでステージの上へ。
そして、簡単に指揮の方法を教えて、オーケストラの指揮に挑戦。
大勢の人の前でも、物怖じせずに堂々と振舞う子供達の姿にビックリ!