2007年06月07日(木) 川の流れのように

午後、取引先から自宅へと帰る途中。
ふと思い立って、乗っていたバスを降りてしまいました…。

大した理由はないのですが、ほんの少しだけ、セーヌ河を見たくなったからです。
ただ、セーヌの河岸に立ち、少しだけ眺めてみたかったからです。

パリの街には、エッフェル塔や凱旋門、サクレクール寺院など、誰もがパリらしいと感じる風景がいくつもあります。

しかし、僕は、ノートルダム寺院を左斜め後ろから見た景色が好きです。
サン ジェルマン通りがセーヌ河にぶつかる辺り、トゥールネル橋やシュリー橋の辺りから、セーヌの川下を眺めた景色です。

セーヌは、いつもゆったりと流れ、とてもいい感じ…。
セーヌの流れを見ていると、気持ちもゆったりしてきます。

それに比べて、人間の営みは、何故もこうせわしいのか…。
自分も含めて、何をそんなに急いでいるのかと、解らなくなることがあります。

「川は流れて、どこどこ行くの~♪」とか、「あ~ぁ~、川の流れのよう~に~♪」という感じでいきたいですね。

フランス パリ セーヌ河岸
シュリー橋のたもとで見かけた、古いメルセデスのSL。
この頃のメルセデスは、ギラギラした感じがなくて、本当にいい。
その向こう、ベンチに座って楽しそうに話をしている若い男の子と女の子がいたけれど、彼らが乗って来たのだろうか?
そうだとしたら、映画の中の世界みたいに格好いいんだけど!

フランス パリ 地下鉄
メトロの駅構内で見かけたポスター(一部分)。

フランス パリ ノートルダム大聖堂
シュリー橋の上から、トゥールネル橋やノートルダム寺院を望む。
今日は気温が高く、川風も気持ちいい。

フランス パリ セーヌ川
セーヌの河岸の石畳。
ただぼんやりと、歩きながら写した1枚。

花 すべての人の心に花を - 夏川 りみ

川の流れのように - 美空 ひばり