2007年04月21日(土) これがホントの
3年前に、フランス パリで知り合った太田 亜矢子さん。
当店の「フランス家庭料理のレシピ」のコラムを書いてくださっている、アヤコさんです。
知り合った当時はワーキングホリデーでフランスに来ていた彼女ですが、現在はパリにある製菓学校に通いながら、有名なレストランなどで修行を積んでいます。
そして先月から、小さなイタリア料理のレストランを手伝っていると聞いたので、お邪魔してみることにしました。
このお店、アヤコさんがお手伝いに入る前は、イタリア北部ご出身のおじさんが1人で切り盛りなさっていたとのこと。
現在は、彼女との二人三脚です。
また、出されるお料理は、イタリア北部の伝統的かつ素朴な家庭料理。
日本人の私達が想像しがちな「オシャレなイタリアン…」とは異なりますが、逆に言えば、イタリア北部の方々が、普段ご家庭で召し上がっているのは、きっとこんなお料理なのだろうと思います。
どこか心が落ち着くような、なぜだか心が温かくなるような、そんなお料理です。
同じく、イタリア北部で造られた赤ワインとともにいただきました。
それにしても、一見気難しそうなおじさんの元で、テキパキと働くアヤコさん。
異国の地で頑張っている彼女の姿は、とても眩しく見えました。
野菜とモッツァレラチーズが盛られたアンティパスト ミスト。
見た目よりも、ずっと薄味。
自家製ニョッキのトマトソース。
見た目の割には、お腹にズッシリきました。
今日のお肉料理は、鶉(うずら)。
まさに、イタリアの家庭料理のご馳走といった感じ。
木の実のクリームのロールケーキ。
どこか懐かしい、ほっこりするような味。