2007年04月06日(金) 気の向くままに
ヴェゾン ラ ロメーヌ(Vaison la Romaine)で泊めていただいた民宿の朝ご飯は、8時半から10時まで。
ここはご夫婦で切り盛りしている宿ですが、朝ご飯の準備は陽気なご主人のご担当。
夏なら外のテラスでいただくのが気持ち良さそうですが、今はまだ肌寒いのでサロンでいただきました。
さて今日は、リル シュル ラ ソルグ(L'Isle sur la Sorgue)の蚤の市へ!
お天気にも恵まれて、心地よい日差しの中、楽しく蚤の市を巡ることができました。
また、カフェオレボウルやポットなどを見つけることができましたので、近くご紹介したいと思います。
大賑わいの蚤の市を楽しんだ後は、宿へと戻る道すがら、少し寄り道を…。
最初に立ち寄ったのは、ル バルー(Le Barroux)という村。
幹線道路から少し外れたところにある、小さくて静かな村でした。
村の高台にはお城が残り、そこからの眺めは本当に素晴らしいもの。
また、小さくて雰囲気の良いホテルを見つけたので、カフェテラスで小休止。
続いて立ち寄ったのは、マロセーヌ(Malaucene)という町。
周囲の村々に比べたら少し賑やかで、町中には商店も軒を連ねています。
しかし、どこかのんびりとした雰囲気の、いかにも南仏の田舎町という感じ。
夕方、日のあるうちにヴェゾン ラ ロメーヌへと戻り、宿のある旧市街とは川を挟んで反対側の新市街を散策。
静かで風情のある旧市街とは対照的ですが、ところどころにローマの遺跡が残る、素敵な町でした。
なお、細かな旅程を決めることなく、また、観光名所を巡るのでもなく、ただ気の向くままにあっちの村やこっちの町を見て廻るのは、とても楽しいもの。
また、そこで出会った何気ない風景の中に、その土地の歴史や人々の営みを感じることができて、旅がますます面白くなります。
泊めていただいた民宿のテラス。
ヴェゾン ラ ロメーヌの町を見渡すことができます。
「お昼ご飯に、ここでピクニックをしてもいいよ」とのこと。
本当に気持ち良さそう!
リル シュル ラ ソルグの蚤の市で、湯舟を発見!
これ、パリのお家に欲しい…。
ル バルーの村のお城。
ここから見下ろす、南仏の風景が素晴らしかった…。
マロセーヌの町。
赤瓦の屋根、パステルカラーの壁や窓…。
南仏らしい家並みを眺めて楽しむ。
夕日に染まる、ヴェゾン ラ ロメーヌの新市街。