2007年04月02日（月）　1年で、1番

午後、2人揃って、警察に出頭…。

今日は1年で、1番緊張する日。
それは、この国（フランス）にいることを認めてもらう、滞在許可書の更新日だからです。
昨年までは、ジャクリーヌさんに更新の手続きを手伝ってもらっていましたが、今年からは、自分達でやってみることにしたから尚更です。

また、私達2人の場合には、フランスに留学している学生さんや、仕事で赴任している会社員、フランス人と結婚した方とは異なり、自ら移民して、会社を起こし、事業を行っていますので、手続きが少々面倒なのです…。

さらに、更新の際に提出しなければならない書類は、それこそ山のよう…。
会社をきちんと運営し利益は出ているか、税金や年金は滞りなく納めているか、健康保険に加入してお金も払っているか、住むところはきちんと確保しているかなどなど…。

さらに、手続きの窓口も他の方々とは異なり、2～3か月前から予約を入れて、2階の別室で面接を受けることになります。

「フルールドクールって、お花屋さんなの？」

「いえ、そこに書いてあります通り…」

…（中略）…

「分かりました。じゃ、そこにサインしてください」

「はい、ありがとうございます」

「あ、そうそう。次回までに、もっとフランス語を上達させておいてくださいね」

…だって！
ニコニコしながら厳しいこと言うな～。
もしかして、それって次回の更新条件ですか？


滞在許可書の更新手続きや面接を終えて、ホッと一息…。
警察署の隣りにあるノートルダム寺院の前で。


春のセーヌ河を往く遊覧船。
陽気も良くなってきたので、観光客でいっぱい。
いいな～、楽しそうだな～。
私達なんて、パリに来て、まだ遊覧船に乗ったこともないけど…。


パリの朧月夜。
美味しいワインでも飲みながら、「朧月夜」でも唄いたい♪

朧月夜 - 鮫島有美子