2007年03月23日(金) 三寒四温
春の足音が聞こえてきたパリでしたが、ここ数日は少し冬に逆戻り…。
どんよりとした雲が低く垂れこめて、小雨が降ったり止んだりしています。
先日も、とあるバス停でバスを降りた途端、土砂降りの霰(あられ)が…。
大粒の霰がバラバラと降ってきて、一瞬にしてあたり一面が白くなりました。
でも、霰を踏んで歩く感触は、何とも言えずいい気持ち。
足の裏がくすぐったいような感じです。
そして、背中を少し丸め、吐く息を白くして街を歩いていたら、故郷、新潟の冬を思い出しました…。
- 三寒四温(さんかんしおん):春先に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように一定の周期で寒暖が繰り返される現象。
セーヌ河にかかる両替橋の様子(バスの窓から)。
冬の雲が低く垂れ込めて、吹く風も冷たい…。
両替橋のたもとにて。
普段のパリの街の様子は、こんな感じです。
突然、大粒のあられがバラバラと降ってきました。
まるで、新潟の冬みたい…。
温かい、こたつが恋しくなりました…。
冷たい雨の中、パン屋さんに入ったご主人様をじっと待つ犬達。
自宅アパートの前にて。