2007年03月07日(水) こんなにたくさん?

写真は、僕が作った資料。
会計士さんの事務所にお邪魔した際に、僕から会計士さんに質問するための用紙です。

実は、毎月、僕のところにたくさんの郵便物(封筒)が送られてきて、税金や社会保険料(年金や健康保険料など)を請求されるので、一体いくつの(何種類の)支払いがあり、また、1年のうちいつ支払わなければならないのかを整理(把握)したいと思って作った用紙です。

もちろんいままでも、請求されるたびに支払ってはきたのですが、その回数や金額があまりにも多く、「あれ? ついこの前支払ったばかりなのに、また?」と、疑心暗鬼にかられてしまいました。

なお、用紙の縦軸は税金や社会保険料の支払先とその目的、一方、横軸は1月から12月までの支払う時期を示しています。
あらかじめ自宅で空白の用紙を作り、会計士さんの事務所に持って行って記入をお願いしたところ、またたく間にたくさんの×印(要は、お金を支払うタイミング)で埋め尽くされました。

これじゃ、ほぼ毎月、2つから3つの支払先に、税金や社会保険料を支払うことに。
しかも僕の場合、事業主(法人)としての支払いと、個人としての支払いの2本立て。

フランスは税金が高いと伺ってはいましたが、正直、これ程とは思いませんでした。
また、当店の取引先の経営者達からも…

「フランスは税金が高くて、お金が手元に残らない。これじゃ誰のために働いているのか解らない」

…と伺ったことがありました。

なお、フランス人でこれから起業したいと思っている人の中には、これらの支払いから逃れるため、隣国のベルギーやイギリスなど、もっと税金や社会保険料の安い国に会社を設立する人もいらっしゃるのだとか…(納得)。

フランス パリ 税金
用紙の中の×印が、税金や社会保険料を支払うタイミング。
ほぼ毎月、2つから3つの支払いがある…。
もちろん、これで社会が成り立っているのも解るけれど…。