2007年01月17日(水) パリで見る日本文化
エッフェル塔の近くにあるパリ日仏文化会館で、日本の型紙が展示されています。
型紙とは、着物などの型染めの中心的技法として伝承されている、絵柄を彫り抜いた紙のこと。
一般にはあまり知られていない日本古来の型紙やその歴史が、型染めの作品と共に展示されています。
また、ヨーロッパの工芸デザインに及ぼした影響が、ポスター、アクセサリー、テキスタイルなどの多くの作例と共に検証されています。
そして、エミール ガレ(Emile GALLE)やルネ ラリック(Rene LALIQUE)など、日本でも人気のある作家達がいかに日本の型紙から大きな影響を受けていたのかも理解することができます。
なお、パリ日仏文化会館では、その他にも日本の文化を紹介するイベントが数多く企画されています。
フランス パリで見る日本の文化には、新鮮な驚きがあるもの。
皆さまも機会がございましたら、是非、足を運んでみてください。
型紙とジャポニスム展:2006年10月19日~2007年01月20日
型紙とジャポニスム展:2006年10月19日~2007年01月20日