2007年01月09日(火) 嬉しい罠にはまる
取引先からの帰り道。
日も落ちて、すっかり暗くなった頃、いつもの酒屋さんの前を通りかかりました。
すると、お店の入り口に牡蠣を売る屋台が…。
それを見た途端…
「あぁダメだ、こんなの見せられて我慢する方が無理ってもんだ!」
…と、まるで灯に集まる虫のように吸い寄せられてしまいました…。
そして、酒屋さんに入って電話をお借りし、自宅にかけます。
「いま、いつもの酒屋さんにいるんだけど、お店の前で牡蠣を売っていて…。ねっ、買って帰ってもいい?」
…と、相方(水野)にお伺いを立てました。
すると…
「1ダースで10ユーロ以下なら買ってもいいよ」
…と許可がおりました。
その一言に、今日一日の疲れが一瞬にして吹き飛んでしまいました(そんなに疲れているわけでもないけど…)。
そして、ブルゴーニュ産の白ワインと、牡蠣を2ダース剥いてもらって持ち帰り。
あぁ、まんまと酒屋さんの思惑通りになってしまったけれど、こんな罠ならいつでもはまりたい。
酒屋さんの店先に、牡蠣を売る屋台。
酒屋さんから出てくるのはニコニコ笑顔の店長さん。
また牡蠣屋さんのご主人もホクホク顔。
こういうのを、本当の相乗効果っていうのかも知れませんね!
フランスで牡蠣と言えば、殻付きの生牡蠣のこと。
そのまま買って帰ることも、その場で殻を剥いてもらうこともできる。
僕は殻を上手に開けることができないので、剥いてもらっています。
フランスの真牡蠣には1番~5番の等級があり、殻が大きいほど数字が小さい。
ちなみにこの屋台では、3番の牡蠣が1ダース 8ユーロ(約1,200円)。
僕は2番の牡蠣(1ダース 10ユーロ 約1,500円)を2ダースいただきました。
殻を開けたばかりの新鮮な牡蠣。
レモンを絞ると、キュッと縮みます。