2006年12月29日(金) 神様のような存在
パリのシャンゼリゼ劇場で上演された、シルヴィ ギエム(Sylvie GUILLEM)のバレエを観に行きました。
シルヴィ ギエムは、1980~90年代、パリ オペラ座のエトワールや英国ロイヤルバレエ団のプリマ、その後はフリーのダンサーとして、世界の頂点で踊っていたバレリーナ(もちろん、現在も)。
子供の頃からバレエを習っていた私にとって、シルヴィは神様のような存在。
ビデオや本でその踊りを観たことはありましたが、実際に彼女の舞台を観るなんて、夢のまた夢でした。
しかし、今日、その夢が叶うことに!
出演者は、シルヴィと相手役の2人だけ。
また、オペラ座で観る豪華なバレエのような派手な衣装や舞台装置もありません。
さらに、ジャンプや回転など、激しい振り付けがあるわけでもないのです。
しかし、約1時間半の舞台は、息を呑むほどの美しさ…。
本当に、本当に、言葉にならないほどの素晴らしさでした…。
フランス パリ、モンテーニュ通りにあるシャンゼリゼ劇場。
劇場内のラウンジでシャンパンを飲みながら、プログラムを見る。
シルヴィのバレエを観るために、たくさんの人が集まりました。
オペラ ガルニエほどではないけれど、とても優雅な雰囲気。
今夜の出演者は、Sylvie GUILLEMとRussell MALPHANTの2人。
演目は、SOLO(8分)、SHIFT(12分)、TWO(10分)、PUSH(32分)の4つ。
プログラムの裏表紙には、シルヴィの若かりし頃の姿が…。
あぁ、この頃のシルヴィも観てみたかった。