2006年12月13日(水) オペラ ガルニエ
先日、オペラ ガルニエに初めて入りました。
パリのオペラ座には、オペラ ガルニエと、オペラ バスティーユの2つがあります。
いままでに私達が観たオペラやバレエの公演は、いずれもオペラ バスティーユで行われていたので、オペラ ガルニエには入ったことがなかったのです。
約130年前に貴族達の社交場として建てられたオペラ ガルニエは、正面玄関や広間も、また壁や天井の装飾画も、そしてシャンデリアや床のモザイクまでもが、ため息が出るほどに豪華です。
開演前にシャンパンをいただいてほろ酔い気分で劇場内に入ると、天井にはひと際大きなシャンデリアと、シャガールの絵が。
まさに、見るものすべてが芸術品。
この芸術品達に囲まれて(包まれて)、さらにバレエという芸術を鑑賞することができるのですから、贅沢の極みです。
なお、オペラ ガルニエは、昼公演のない日には劇場内を見学することができるそうです。
皆さまもパリにいらした時、是非、ご覧になってみてください。
また、オペラ座の公式サイトでも、バーチャルで見学をお楽しみいただくことができます。
オペラ ガルニエ、正面玄関の階段。
2階に昇ってこの角度から記念撮影をするのがおすすめ。
(と、その場に居合わせたフランス人のマダムが教えてくださいました)
オペラ ガルニエの広間。
フランス芸術の底力を見せられた感じ…。
圧倒されて、声も出ません。
オペラ ガルニエの舞台。
客席は、赤と金を基調にしたゴージャスな雰囲気。
シャガールの天井画。
今日の座席は、手を伸ばせば天井画に届きそうな4階のボックス席。
安い席ですが、なかなか居心地の良い空間でした。