2006年12月11日(月) ジゼル

今月は、パリ オペラ座バレエの公演を3つ観ることができます。

1つめは、昨日ご紹介しましたバレエ学校の公開レッスン(Demonstrations de l'Ecole de danse)。

2つめは、今日ご紹介するジゼル(Giselle)。

3つめは、15日から始まるコッペリア(Coppelia)。

なお、ジゼルはロマンティック バレエの代表作の1つ。
結婚を目前にして亡くなった娘が妖精となり、森に迷い込んできた男性を死ぬまで踊らせるという伝説をもとに作られたもの。
全2幕で、第1幕の昼間の森の場面と、第2幕の夜の場面が対照的。

また、今日のジゼル役はオレリー デュポン、アルブレヒト役はニコラ ル リッシュ。
2人とも、パリ オペラ座バレエ団のエトワール(現在15人いるトップダンサー)です。
ダンサー達の身体も踊りも、また衣装も舞台も、さらには音楽や照明までもが本当に美しく、約2時間、感動しっぱなしでした。

ところで、ニコラ ル リッシュは、日本で12月16日から公開される映画「オーロラ」にも出演するそうです。
バレエがお好きな方は、是非ご覧ください。

フランス パリ オペラ座 バレエ ジゼル
第1幕は、村人達が色とりどりの衣装で登場する賑やかな舞台。
第2幕は、妖精達が登場する幻想的なモノクロの世界。

フランス パリ オペラ座 バレエ ジゼル
パンフレットは10ユーロ(約1,250円)。
当日の配役表は入り口で配られます。