2006年12月07日(木) きれいなの?

この季節、日本にお住まいの方からよく聞かれることに…

「フランス パリのクリスマスは、きっときれいなのでしょうね~?」

…というものがあります。

確かに、シャンゼリゼ通りや老舗デパートのイルミネーションなど華やかなものもありますが、クリスマスの華やかさや賑やかさという意味では、日本の方がずっとずっときれいだと思います。

もちろん個人的な受け止め方もありますが、フランス パリのクリスマスは、実は落ち着いた、静かな感じ。
街中にある飾りを見ても、決して派手さは感じられません。
また、日本との大きな違いは、音。
街中でクリスマスソングを耳にすることは、まずありません。

写真は、パンテオンの前の広場に立てられたクリスマスツリー。
昨年は青と白を基調にしたツリーでしたが、今年は赤と金で飾りつけた、至ってオーソドックスなもの。
でも、これはこれで、なかなか良い感じ。

フランス パリ クリスマスツリー
パリの5区、パンテオンの広場に立つクリスマスツリー。
電飾などが巻かれているわけでもなく、シンプルな造り。
ただし、夜になると向かいの区役所の屋上からライトが当てられます。
なおフランスでは、ツリーには本物のもみの木を使うのが一般的(屋外でも、家庭でも)。

フランス パリ クリスマスツリー
赤いボールに、金色のリボン。
緑の葉と相まって、いかにもクリスマスらしい色使い。

フランス パリ クリスマスツリー
クリスマスツリーに近づいて…。
1番手前の赤いボールに写っている小さな黒い影…、僕です。