2006年11月26日(日) ジェルブロア
パリでお世話になっているダニエルさん、アニコさんご夫妻に、ドライブに連れて行っていただきました。
毎日バタバタと動いている私達にとって、彼らと一緒に出かける小さな旅は、本当にリラックスすることのできる時間。
まるで、心のオアシスのようなひと時です…。
今日はお天気も良く、また寒くもなかったので、絶好のドライブ日和。
パリから北西に1時間半ほど走って着いたのは、フランスの最も美しい村(Les plus beaux villages de France)に登録されているジェルブロア(Gerberoy)。
地域色豊かな古い家並みが残る、小さくて可愛らしい村でした。
車から降りて感激したのは、風の匂い…。
乾し草のような、フランスの田舎の、秋の匂いです。
またそれと共に、家々からは暖炉で薪を燃やす匂いが…。
私は、フランスの小さくて素朴な村が大好き。
しかし、小さくて美しい村ほど、車がなくては行けないところも多いので、こんなふうに連れて行っていただくことが出来て、本当に幸せでした。
パリを出発したのは午後2時過ぎ。
でも、すでに夕方のような日差し…。
車は、地平線まで続く牧草地の中を、真っ直ぐに進んでいきました。
村の牧草地でお食事中の羊たち。
見ている私達まで、のんびりした気分になります。
フランスの最も美しい村、ジェルブロア。
村の中のお家は、どれも特徴的な作り。
レンガの組み方や壁と柱の配色など、どれも素敵。
村の高台から見下ろすジェルブロアの家並み。
とても静かだけれど、寂しい感じはありません。
村の小さなサロン ド テで、ショコラ ショー(Chocolat chaud:ホット チョコレート)とクレープをいただきました。
普段は仕事で海外を飛び回っているダニエルさんとアニコさん。
そんなお忙しい中でも、時間を作って私たちと遊んでくださいます。
また、彼らの言葉や行動からは、いつも心の広い優しさを感じます。