2006年11月18日(土) この風景は

私達の住むパンテオンの丘から、緩やかな坂道を南へ下ったところにゴブラン通りがあります。
そして今日、その通りで、蚤の市が開かれました。

今日は北風の吹く、寒~い1日。
しかし、蚤の市はなかなかの賑わいでした。

お店を覘き始めてすぐに、相方(水野)は、アンティークのハンカチの山を発見。
たくさんのハンカチの中から、きれいな刺繍が施された可愛らしいものだけを、じっくりと選ぶつもりのようです。

早くも長期戦の様相を呈してきたその状況に、僕は仕方なく、人間ウォッチングを楽しむことに。
蚤の市に集まる人々の様子を、それとな~く(?)拝見させていただきました。

何かを一生懸命に探している様子のお爺さんや、マルシェの帰りにちょっと覘いてみたという感じのおばさん。
たくさんの絵はがきに1枚1枚目を通していくお婆さんに、お店の人との会話を楽しむおじさんなど…。
この風景は、きっといままでも、そしてこれからも、ずっとずっと繰り返されていくのでしょうね。

フランス パリ 蚤の市
フランス パリ、ゴブラン通りで開かれた蚤の市。
その規模は決して大きくはないけれど、とても身近な雰囲気。
まさに、パリの日常生活の一部という感じ。

フランス パリ 蚤の市
ゴブラン通りとムフタール通りがぶつかる広場。
ゴブラン通りでは蚤の市、ムフタール通りではマルシェが開かれて。