2006年11月14日(火) 難しいです
今日は、フランス語の授業の日。
私のクラスは、ここ数回、臨時の先生が教えてくださっていたのですが、今日は久しぶりに担任のドミニク先生が登壇しました。
実は、諸聖人の祝日(Toussaint:トゥッサン)のヴァカンスを利用して、3週間ほど日本に行っていらしたとのこと。
さらに驚いたことは、4年前までの約25年間、日本の京都にお住まいだったのだとか!
それを聞いて、生徒達は次々に質問をしました。
「日本は人口どれくらい?」
「日本は遠い?」
「日本はどんな国?」
「日本の食事は美味しい?」
…などなど。
そして、フランス人の先生がフランス語で説明する日本の様子は、日本人の私にとっても、とても新鮮なものでした。
「日本語は難しいですか?」
…の質問には…
「日本語は中国から来た文字(漢字)と独自の2種類の文字(ひらがなとカタカナ)が組み合わさっていて、とても難しいです」
…とのお答え。
私はそれを聞いた瞬間、日本語ができることを誇りに思い、1人喜んでしまいました。
それにしても、ドミニク先生は私が生まれた頃に日本に渡って、私と同じくらいの年月を日本で過ごしたことになります。
今はこうしてフランス語を教わっているけれど、日本のことも私より詳しいのかも知れないと思うと、何だか不思議な感じがしました。
フランス語の授業を受けている、小学校の教室。
黒板には、子供達が受けた歴史の授業の板書が残っていました。