2006年11月09日(木) パリのスタンダード
先日、パリの街を歩いていたら、美味しそうにサンドイッチを食べている人を見かけ、僕も無性に食べたくなりました。
そして、すぐ近くにあったカフェに入って注文したのがこれ(写真)。
ハムのサンドイッチと、ボルドーの赤ワインです。
も~、本当に美味しくって、美味しくって。
(どう、皆さんも食べたくなっちゃいました?)
ところで、日本でサンドイッチと言えば、野菜や卵などを食パンではさみ、三角形や長方形に切ったものが多いと思います。
しかしここパリでは、バゲットにハムやチーズ、野菜などを挟んだものが一般的。
もちろん、三角形のサンドイッチもありますが、それほど多くはありません。
皆さまがパリにいらした時、カフェやパン屋さんでサンドイッチを注文したら、写真のようなものが出てくるとお考えください。
これが、パリのスタンダードです。
白ハムのサンドイッチ(sandwich au jambon blanc)と赤ワイン。
シンプルな具だけに、パンやハムの味の良し悪しがハッキリと出ます。
表面はカリッとして、中はモチモチとしたバゲット。
ハムはしっとりとして柔らかく、適度な塩気があります。