2006年10月29日(日) それぞれの週末

【パリの週末 - 阿部】

朝、目が覚めたら外は雨…。

でも、しばらくしたら小降りになったので、マルシェかごを持ってムフタールのマルシェへ。
あいにくのお天気にも関わらず、なかなかの賑わいです。

八百屋さんや魚屋さんの店先には、旬の美味しそうなものがたくさん並んでいます。
「牡蠣か、蟹でも食べようかな~」なんて思ったけれど、今日はきのこにしました。

八百屋のおじさんが…

「きのこですか、何kgにしましょう?」

…とおっしゃるので…

「100g、おいくらですか?」

…てたずねたら…

「100gじゃ匂いしかわかんないよ!」

…とのこと。

「じゃ、200gください」

…ということになりました。

早速自宅に帰って、油でサッと炒め、香り立つ秋の味を楽しみました。


【岐阜と愛知の週末 - 水野】

週末、両親の実家へと出かけました。

父方の実家は岐阜県にあり、美濃焼きという陶器を商っています。
倉庫の中には様々なデザインの陶器が所狭しと並べられていて、その雰囲気は、どこかパリの蚤の市にも似ています。
日本びいきのフランス人が見たら、喜びそうな食器がいっぱいです。

一方、母方の実家は愛知県にあり、祖父は一級技能士という資格を持った、オーダーメイドの紳士服を作るテーラーでした。
部屋の中には使わなくなった古いミシンが2台置いてあり、どちらもとてもいい雰囲気。
また、古い糸巻きやボタンなどもあったので、自分のコレクションにと少しもらってきました。

フランス パリ マルシェ
フランス パリのムフタールのマルシェ。
小雨の降るお天気でも、なかなかの賑わい。

フランス パリ マルシェ
寒くなってくればこの季節、牡蠣です、牡蠣。
冷やしたワインと一緒に、お腹いっぱい食べたい!

フランス パリ マルシェ
そして、秋と言えばやはりこれ、きのこです、きのこ。
八百屋さんの店先には幾種類ものきのこが並んでいます。
今日はその中から、1番香りの強いものを選びました。

フランス パリ ミシン
足でギコギコ漕いで動かす、昔なつかしいミシン。

フランス パリ ミシン
戦中のシンガーミシン。
なかなか良い雰囲気です。

フランス パリ ミシン
私が子供の頃に、ギコギコ漕いで遊んだミシン。
でも、今ではベルトが切れてしまって、もう動きません…。