2006年09月12日(火) 日は落ちて

写真は、部屋の窓から見た今日の夕日。

夕方、仕事が一段落してふと窓の外を見たら、きれいな夕焼け…。
しばしの間、ぼんやりと暮れ行く空を眺めて過ごしました。

東京にいた頃には、こんなふうに夕日を見ることも無かったように思いますが、それだけパリでの生活には時間的、精神的なゆとりがあるのだと思います(金銭的なゆとりは無くなりましたが…)。

夕焼けを見ていたら、ある歌を思い出しました♪

 遠き山に日は落ちて
 星は空をちりばめぬ
 今日のわざをなし終えて
 心軽く安らえば
 風は涼しこの夕べ
 いざや楽しきまどいせん、まどいせん

子供の頃、林間学校のキャンプファイヤーで歌ったように思います。
ところでこの歌、ドボルザークの作曲だったのですね! ご存知でしたか?

また、歌詞の中の「今日のわざ」とは「1日の仕事」、「まどいせん」とは「皆んなで集まってくつろごう」という意味なのだとか。
まさに、今のこの瞬間にピッタリ!

フランス パリ 夕焼け
2006年9月12日の、パリの夕日。
もう、夏の面影も無くなりました。

フランス パリ 夕焼け
暮れ行くパリの空を飛ぶ、3つの飛行機。
音も無く、ただ、飛行機雲だけが長く伸びていきます…。

新世界より 家路 - ドボルザーク