2006年08月15日(火) 旅するボウル
写真は、南仏のリル シュル ラ ソルグ(L'lsle sur la Sorgue)の蚤の市で見つけたカフェオレボウル。
もともとはフランスのご家庭で使われていたのでしょうが、いろいろな経緯、いろいろな事情があって、蚤の市に集められてきたのでしょう。
そしてその中から、偶然に私達の目に留まったものだけが南仏からパリへと運ばれ、今、ここにあります。
さらにあと数日もすれば、今度は海を渡って、遥々日本まで旅することになるのでしょう。
時間と距離を旅するボウル達。
彼らは今、どんな気持ちなのでしょうか…。
どこに行っても、元気でいます様に。
そしてまた、どこに行っても、大事にしてもらえます様に。
落ち着いた色合いの花柄のボウル。
現代の品物にはない、温かみを感じます。
小さな花柄の、小さなボウル。
手に取った時の重さや質感が、不思議な時の流れを感じさせます。
まるで、1つのストーリーがそこにあるかのよう…。
前の2つに比べたら、新しい年代のボウル。
ポップなデザインの3兄弟。
なかなか可愛らしいでしょ?
3つ一緒に見つけたので、これからもずっと一緒でいられます様に。