2006年08月11日(金) セザンヌの故郷へ
今日もお天気が良く、暑くなりそうな気配。
3日間お世話になったエズのホテルを後にして、車は西へと走ります。
エズから約200km離れたエクス アン プロヴァンス(Aix en Provence)の町に着いたのは午後1時半。
お昼の営業が終わるギリギリの時間にプロヴァンス料理のレストランに滑り込み、ニンニクとオリーブオイルが効いた美味しいお料理をいただきました。
エクス アン プロヴァンスは、画家ポール セザンヌの故郷。
また、今年はセザンヌの没後100年にあたります。
町のグラネ美術館では、この夏、セザンヌ展も開催されており、街中がセザンヌ一色。
さらに、セザンヌが好んで描いたサント ヴィクトワール山(Montagne Sainte Victoire)も、町外れの丘から望むことができます。
100年以上も前に、セザンヌが絵を描いた場所にいま自分が立ち、同じ風景を眺めることができるなんて、ちょっと感激。
コート ダジュール、エズの村の頂にある庭園からの眺め。
写真の左下、崖の上に立つのがホテル シャトー エザ。
プロヴァンスらしいお料理、そして期待通りの美味しさ。
良く冷えた地酒のロゼワインと共にお昼ご飯をいただきました。
- Les Bacchanales
10 rue de la Couronne 13100 Aix en Provence
サント ヴィクトワール山。
この特徴的な山容…。
学生時代の、美術の教科書で見覚えのあるこの形。
ポール セザンヌが描いたサント ヴィクトワール山。
彼は、故郷のこの山を何枚も描いている。
また、彼がこの山を描いた場所には、今も往時の風景が広がっている。