2006年07月10日(月) 干し鱈

マルシェを覘いたら、干し鱈(タラ)が売っていたので買ってきました。
昨年、南フランスにお住まいのロールさん、シルバンさんのお宅にお邪魔した際に、夕ご飯に蒸した鱈と野菜をご馳走になり、その美味しさに魅せられてしまったからです。

料理の方法はいたって簡単。
ボールにお水を入れ、切った干し鱈を浸します。
浸す時間は干し鱈の大きさや好みにもよりますが、だいたい半日から1日くらい。

そして、あとは蒸すだけ。
おなべにお水を少し入れ、蒸し器を入れてその上に鱈を乗せ、蓋をして蒸すこと5~6分。
これなら簡単、僕にも出来る。

食べる時には、そのままで鱈の塩気や香りを楽しんでもいいし、カマルグのフルール ド セル(fleur de sel:塩の花)を少しだけ振ってもいい、また、アイオリソース(Aioli:ニンニク、卵黄、オリーブオイル、レモン汁、塩、コショウを混ぜたソース)をかけても美味しいし…。

熱々のうちに、冷やしたロゼワインと共にいただきました。

フランス パリ 料理
マルシェで買った干し鱈。
お店に並んでいる時には1匹だったけど、その場で切っていただきました。

フランス パリ 料理
ボールに水を張り、干し鱈を入れて塩抜きをする。
時々、水を替えます。

フランス パリ 料理
蒸しあがった干し鱈。
イタリアン パセリと共に。
格好良く盛り付けることが出来なかったけれど、もともと気取ったお料理でもないし…。
と言うより、お腹がペコペコで、一時も早く食べたかったのだ!