2006年06月23日(金) 年に何日?

一緒にお仕事をしている藤浦さんが夏のヴァカンスに入り、ご家族と一緒に日本にお帰りになります。

また、当店の「フランス家庭料理のレシピ」を書いてくださっている太田さんも、7月上旬に一時帰国のご予定。

さらに、昨日お会いしたリサさん、ジュリエットさんも、この週末からしばらくの間、南フランスのマルセイユにお出かけとのこと…。

そう、そろそろみんな、ヴァカンスに入ります。
フランスに来たばかりの頃には、「大人が1か月も夏休みを取るなんて!?」と驚いたものですが、ところ変われば何とやら…。
ここフランスでは、ごくごく普通のこと、自然なことなのです(そうは言っても、日本の皆さまには、信じられないことだと思いますが…)。
人の一生のうち、20歳くらいから60歳くらいまでの約40年間働くとして、毎年1か月のヴァカンスを取ったとすると、40年で40か月。
すなわち、3年と4か月はヴァカンスということになります。

また、土曜日や日曜日、祝祭日の他に、春には約2週間の復活祭(Paques:パック)の休暇があったり、飛び石連休をくっつけて1つの連休にしてしまうポン(pont:橋という意味)があったり、さらには、2~3週間に及ぶクリスマスの休暇があったりと、一体フランスには年に何日の休みがあるのだろう…。

えっ、僕? いまのところヴァカンスの予定はありません。
ヴァカンスにあてるはずだった時間とお金で、お引越しをしなければならないからです…。

フランス パリ レストラン
今日の話題には関係ないけれど…、近所にあるレストラン Les Vignes du Pantheon。
パンテオンのぶどうの木…と訳せばいいのかな?
ワインはもちろんのこと、お料理も美味しいお店です。

フランス パリ レストラン
ピンク色のチョークで書かれた NOS VIANDES は、肉料理という意味。
また、メニューの1番上にある Tartare de boeuf(タルタル ド ビュフ)は、焼く前の(生の)牛肉ハンバーグのような、韓国料理のユッケのようなお料理(お好みで、軽く焼いてもらうこともできます)。