2006年04月27日(木) 可照時間と日照時間

今日は、新商品の撮影をすることにしました。
新しいボタンやアンティークのボタン、南仏の蚤の市で見つけてきたランプシェード、そして新作のバッグなど。

白い紙の上に商品を置き、照明を当てて、小さなデジタルカメラで撮影します。
なお、撮影の際には、カーテン越しに窓から入る日の光も当てているので、昼間の時間が短く、また、曇りの日が多いパリの冬は、撮影も大変です。

しかし、4月も下旬になると、朝7時頃から夜9時頃まで空が明るいので、仕事もはかどります。
さらに、夏至の頃ともなると、「そろそろ暗くなって来たから撮影を終わりにしようかな…」と思ったら、「もう夜の11時!?」なんてことも。

ちなみに、フランス パリの日の出から日の入りまでの時間(可照時間)は、夏が約15時間、冬が約9時間なのだそうですが、パリの冬はほとんど曇っているので、1日の日照時間という意味では随分と違う(もっと短い)ように感じます。

フランス パリ アンティーク
これ、何だかお分りになりますか?
当店の密かな人気商品、アンティークのランプシェードです。
オパリーヌ(opaline)と呼ばれる乳白ガラスに、かわいいフリル。
これをお部屋の電灯に付けると、優しい明かりになるのだとか。

フランス パリ アンティーク
蚤の市で見つけたアンティークのボタン。
プラスチック製だけど、やはり現行品とは異なる独特の雰囲気を持つ。
コロンとしたデザインと、優しい色合いが特徴です。

フランス パリ バッグ
バリ バロ(Bali Balo)の新色。
アニス(anis)と呼ばれるこの色は、ウイキョウの実の色。
南仏名産のお酒、パスティス(pastis)にも使われる原料です。